【重要!!】海外FXを利用する上での落とし穴(危険性)について

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海外FX 更新日: 2022-07-23
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私はわりと相場を始めた初期の頃から SBI FX や OANDA JAPAN などの国内FX業者だけでなく、海外のFXブローカーも利用してきた

これまでいくつも海外FXブローカーを利用してきて、出金拒否などの大きなトラブルには遭遇していない が、 国内のFX会社と比較するとやはり 海外FXブローカーは「安全性、信用性では劣る」 という点は事実であり、メリットは大きいが利用する際は十分注意が必要だと思っている

ということで今回は 海外のFXブローカーでトレードする危険性(リスク)などについて個人的な考えを書いてみたいと思う

目次

無免許(金融ライセンス未取得)の業者も存在する

金融ライセンスすら持たずFX業者として運営することはもちろん違法だが、海外にはそういった違法営業しているFXブローカーがは数多く存在し、特にそういった違法業者で取引を行うと突如ログインすらできなくなり、証拠金として預けた資金が持ち逃げされるなどのトラブルに巻き込まれるリスクがある

金融ライセンスを取得しているブローカーなら安全というわけではないが、海外FXブローカーの利用を検討する上で、そのブローカーの金融ライセンス取得有無の確認は必須といえる

とはいえ私自身、過去にノーライセンスが疑われる怪しめの海外ブローカーをキャンペーン報酬を目当てに口座開設&利用したことがあるのだが、幸いその時はサービス開始初期だったこともあり、特に問題なく出金でき目当ての報酬もGETすることはできた

ただ、今でもやるか?と問われれば、おそらく答えは「No」

信託保全の無い会社(ブローカー)も存在する

国内では信託保全が義務化されているので、最低でも預入金までは保証されるのが普通だが、海外のFXブローカーにおいては信託保全を導入している業者は少ない

国内、外を問わず信託保全アリと書いてあるからといって100%信用するのは問題アリだと思うが、安全性を判断する上で1つの目安となることは確か

ただ、信託保全を行っていなくても、運営歴が長くて評判の良いメジャーなブローカーであれば、それほど心配する必要はないと個人的には考えている

ちなみに、私が現在メインで使用している海外FXブローカー Tradeview は最低でも3万5千ドルまでは保全されているとのこと

出金拒否などの出金トラブル

個人的には海外FXブローカーから出金拒否等のトラブルはこれまで一度も経験していないが、中には出金拒否を行う悪徳な業者も存在するようなので海外のブローカー選びには十分な注意が必要だ

ブローカーを選ぶ時のポイント

海外のブローカー選びの際は日本人顧客数が多い & 知名度の高いブローカー以外は避けるのが無難

日本人顧客に対するサービス終了のリスク

これまで私が知っているだけでも過去に Pepperstone, AxiTrader, IC Markets の3ブローカーは日本の顧客に対してのサービス終了を発表している

噂では、日本金融庁からの強い圧力が原因らしいが、今後も日本人顧客に対するサービス停止を行うブローカーが出てくる可能性は存在する為、ポジションの長期保有が前提のトレードを海外ブローカーで行うのは少し注意が必要かもしれない

ただし、このケースはブローカーが倒産したわけではなく、日本の顧客にのみサービスを終了という事なので、少なくとも1ヶ月前にはブローカーから連絡があり、資金の引き出しに問題が生じることはないはず

確定申告では分離課税ではなく雑所得扱い

確定申告の際、国内ブローカーのFX口座で得た利益については申告分離課税となり 『税率は一律20%、損失の繰越控除も3年間可能』 となるものの、海外FX口座での利益は雑所得扱いとなってしまう

その為【税率も固定ではなく、儲けた金額によって変わる】そして何より損失分の繰越が不可となる点には注意が必要

私のようにそもそも課税所得額が少ない人間にとって(利益が得られた場合)は、むしろ雑所得扱いの方がお得とも言えるが、繰越控除できないという点は大きなデメリットと言える

参考記事リンク

さいごに

今回こうやって記事にしてみたことで、海外ブローカーでトレードを行う上でのリスク・デメリットについて再認識することができた

海外ブローカーでトレードを行う上でのリスク・デメリットまとめ

  • 金融ライセンス未取得の業者も中には存在する
  • 信託保全を導入している業者は少ない(預入資金は必要最低限に抑えるべき)
  • 出金拒否などのトラブル発生リスク(日本人顧客数が多い & 知名度の高いブローカー以外は避けるべき)
  • 日本人顧客に対してサービス終了となるリスク(半年以上などの長期ポジション保有が前提のトレードには不向き)
  • 分離課税ではなく雑所得扱い + 損失分の繰越不可

今回書いた内容を読んで 「海外FX業者でのトレードはリスク・デメリットが大き過ぎる!」と感じた方は、素直に国内ブローカーでのみトレードするのがいいでしょう。

私個人的には

海外ブローカーだけの大きなメリット

  • 証拠金レバレッジの違い(必要証拠金が国内FX口座と比べて大幅に少ない)
  • ゼロカット(追証の発生リスクなし)

海外ブローカーでのみ得られるこれらメリットは非常に大きく、特に変動リスクの高い相場環境下でポジションを持ちたい場合など、最悪でもゼロカットにより追証リスクはないという安心感はハンパない

ということで、今後も自分の中で許容できるリスクの範囲内で国内だけでなく、海外ブローカーも使い分けながら利用していく予定

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